<参考36> 汽水域で夏から秋にかけて見られる草木の花
(この特集は <参考26>春から夏にかけての草木の花 の続編にあたる位置づけのものだが、夏に咲く花などについて厳密に分けきれない種も存在するので、どちらかに載っているかも知れないという可能性で探して欲しい。)
夏から秋にかけての河川敷(高水敷一般、低水護岸の周囲から堤防敷一帯までの全域含む)の植物を写真付きで紹介する。この特集を撮影した対象範囲は多摩川緑地から六郷橋緑地の区間を中心とした近辺、左岸の多摩川大橋の上手から川下に向かい六郷の橋梁群を過ぎ六郷水門あたりまでの間で、初版の撮影時期は主として2003年の7月中旬から11月中旬の間である。
この界隈で一般的に見られるものを重点的に取上げ、少数派ながら特徴的に見られるものを補足した。ここに取上げたものが、この時期の多種多様な植物のほんの一部に過ぎないことは言うまでもない。
2013〜2015年に姉妹編である<参考26>春から夏にかけての草木の花、について拡充再編を図ったことに合わせ、夏から秋についての草木の花についても大幅に見直しを行い順次補充して内容を拡充再編した。ただし存在が大きいものについて尚、幾つか撮りそこなっているものもあり、2015年に追加して撮影し本ページの一層の充実を図る予定で鋭意継続中である。
(尚、ヨシ、オギ、ウラギクなどは重要な種ではあるが、本編中や注釈中にそれぞれの特集ページがあるのでここでは取上げていない。特にウラギクについては汽水域に残された殆ど唯一の希少種であったため、絶滅直前の時期に5年間ほど保全・育成に取組んだが、2012年末には遂に断念止む無しと決断し、2013年に保全対策から完全に手を引いた。本文中にはページを取ってとりあえず2011年の記録を載せているが、いずれその以前の状況や、2012,2013年の経過や推移についてもまとめて、前後の関連ページとして本編の方に掲載する積りでいる。)
◎アカバナ科 (メマツヨイグサ)
◎アブラナ科 (マメグンバイナズナ)
◎イネ科 (チカラシバ・キンエノコロ・コツブキンエノコロ)
◎イラクサ科 (カラムシ)
◎ウリ科 (アレチウリ・スズメウリ)
◎オオバコ科 (トウオオバコ・オオバコ)
◎オシロイバナ科 (オシロイバナ)
◎ガガイモ科 (ガガイモ)
◎ガマ科 (ヒメガマ)
◎カヤツリグサ科 (イガガヤツリ・ハマスゲ・ヒメクグ)
◎キク科−1 (ヨモギ・ホソバアキノゲシ)
◎キク科−2 (オオブタクサ・ヨメナ・ヒロハホウキギク)
◎キク科−3 (セイタカアワダチソウ・ヒメムカシヨモギ・オオアレチノギク)
◎キク科−4 (オオオナモミ・アメリカセンダングサ・コセンダングサ・コシロノセンダングサ)
◎キク科−5 (キクイモ・ハキダメギク・コウテイダリア)
◎キンポウゲ科 (センニンソウ)
◎クワ科 (カナムグラ)
◎シソ科 (シソ・ニホンハッカ・イヌコウジュ)
◎タデ科−1 (イヌタデ・ママコノシリヌグイ・ヒメツルソバ)
◎タデ科−2 (イタドリ・シャクチリソバ)
◎ツユクサ科 (ツユクサ)
◎ナス科 (ワルナスビ・アメリカイヌホウズキ)
◎ヒガンバナ科 (ヒガンバナ・タマスダレ)
◎ヒユ科 (ヒナタイノコヅチ・アリタソウ)
◎ヒルガオ科 (アメリカアサガオ・マルバアサガオ・マメアサガオ・ホシアサガオ)
◎フウロソウ科 (ゲンノショウコ)
◎マメ科 (クズ・メドハギ・アレチヌスビトハギ・ノアズキ)
◎ヤマゴボウ科 (ヨウシャヤマゴボウ)
◎ヤマノイモ科 (ナガイモ)
◎ユリ科 (ニラ・ツルボ)
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◎アオイ科 (フヨウ・ムクゲ)
◎ウルシ科 (ヌルデ)
◎クマツヅラ科 (クサギ)
◎ナス科 (クコ)